BUSINESS事業内容

当社は水道の蛇口等の中に空洞がある製品を鋳造する際に使用される「鋳造用シェル中子」という部品の製造を行っております。
蛇口やバルブなどの水栓金具を中心とした水栓金具に特化しており、小回りが利くため小ロットからのご対応も可能です。

岐阜県の山県エリアでは地場産業として蛇口工場等の水洗系の事業を行う企業が多くみられます。取り付ける場所によって蛇口の大きさや形も変わるため「鋳造用シェル中子」もそれに伴って異なり、現在までに200個以上の型を作成して参りました。

これからも様々なタイプの製品に対応出来るよう、より一層技術を磨いて参ります。

シェル中子製造

シェル中子の使用イメージ

「シェル中子」とは、水栓蛇口・バルブ・自動車部品・調理器具など、さまざまな製品の鋳造に使われる
中空構造の砂型です。複雑な形状や高精度を求める製品に最適です。

鋳造用シェル中子とは?

鋳造用シェル中子とは、金属の鋳物を作る際に内部の空洞を形成するための砂の型です。
薄くて硬い殻(シェル)のような形状からこの名がついています。

シェル中子

外部の鋳型

図:鋳型内に中子をセットし、空洞部分を形成

鋳造用シェル中子とは

分類 内容
定義 熱硬化性樹脂でコーティングされた砂を金型に吹き込み、焼成して固めた中子(空洞部を形成する型)
素材 レジンコーテッドサンド(フェノール樹脂+珪砂)
主な用途 水栓金具、バルブ、自動車部品、調理器具の鋳造
メリット 高精度・高強度・複雑形状に対応・小ロット生産に向いている
製造方法 金型にRCSを吹き込み、加熱で硬化(シェルモールド法)

シェル中子について詳しく解説!!

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FEATURE岐鋳について

1996年に水洗系蛇口の卸売業として創業し、「鋳造用シェル中子」の製造は2年後の1998年に始まりました。創業当時は岐阜県笠松町にある工場にて製造を行っておりましたが、事業拡大に伴い山県市へと移転を行いました。

また、現在の工場は2019年10月に移りこれまでよりより広く作業のしやすい開放的な空間になりました。

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